ヘク谷18m滝

書く気は無かったんだけど、思い出したので自分への備忘録的にすこし記しておこうと思う。それくらい前の話。
なんで今更ヘク谷なんか行ったかというと、かのカロナール氏の沢デビューに同行したため。まぁ京都の(元)山岳部員としてヘク谷に行ったこともないのもどうかと思ってチョイス。
なは〜って感じでプラプラ遡行してたら終盤にぼちぼちデカい滝が出てきた。
沢デビューの人を連れて行くのに全く何一つ下調べをしていなかった不肖、オレは、ほほーってなりながらラインを探す。

初心者向けの沢だから、基本は高巻きなんだろうけど、(後で記録見たら、ミニチュアみたいな滝も全部高巻いてた。どやねん)右岸(左岩壁)は明らかに登れそう。左岸は結構ぶったっててやばそうだけど、ギリ摂理は見えるのでむにゃむにゃ言いながら取り付いてみることにした。
ウーン、困った。下から棚だと思ってた所はヌメヌメのビーストメーカーのスローパー(良い方)くらいの保持感。クライミングシューズも無ければカムも5つくらいしかないのでまー大人しく右岸から登るか、
とおもったら、ド水線に明確なスタンスがっ!
ラインが見えてしまえば敗退は言い訳となる。上部のことは何も考えずに突っ込んでみることに。

水中メガネを忘れて全く目を開けれなかったけど、魂の手探りクライミングで突破。上部はカムも無ければ決めれる摂理も意外と乏しくて、中々ランナウトする際どめな感じに、、
ナイフブレードくらいはあってもよかった、、
帰って調べたら、思ったとおり登られては無いみたいだった。
右岸はやっぱり記録があったので、左岸は誰も登ってないのかな。兎に角記録は見当たらなかったということで一応書いときますが、重箱の隅を突き回したようなしょうもなさは自覚してますっ!
ヘク谷に何回も行ってて、飽きてる方は是非やってみてください(水量少なければ)。
五段クライマーのカロナール氏がフォローで2回落ちてたので結構お悪めですわよ〜
(カロナールさん、初沢で変なとこ連れて行ってごめんなさい。国試ガンバです。終わったらまた遊んで下さい。)