御手洗の血路が登れた

って思っていたら、何やら様子がおかしい
スタートが間違っていた!!!
僕がスタートホールドだと思ったのは本来の初手で、最初にヒールしていたところのすぐ左を強引にマッチするみたい。
まあ仕方がない。朝の時点では血路なんてやれないだろうなと思ってたし、このエリアは電波もないから確認する術はない。オリジナルのスタートにはチョークが一切なく、初手にはべっとりついていた。おそらく下地が若干上がっているのか座ったまま余裕で初手に手が届いた。スタートホールドは手に足ヒールするため、ゴム跡がかなり濃く残っており、普通にフットホールドだと勘違いしていた。
ということで、スタートから初手を取って右手を寄せる2ムーブを省いた壮大なバラシとなってしまいました!バラせて喜んで何が悪い!
でも圧倒的核心はリップ取りだし(そうであってくれ)、止まって気持ちよかったからまぁえっか。下から登ってきてリップで10回くらい落とされて、ヨレてきてタメが作れなくなってきて、もうだめかなぁと思ってたところだったので、普通に嬉しい。
バラシとはいえ朝からやり始めて昼までには繋げ切ったのでトレーニングの具合も悪くないみたい。ほとんどちゃんとしたクライミングが出来ない期間だけど、腐らずコツコツ頑張ろう。
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僕は血路の存在は知ってたけど動画とか記録とかは特に見たことなくて、岩に着いてからあれやこれや言ってバラしました。僕はそんなことないけど、世の中には登れるまで動画を見ない主義の人もいて、僕は過程に重きを置いたその登り方をかっこいいと思うけど、トポがないエリアだと、今回のようなことは不可避なのかと思ってなんだかなぁという気持ちに。
血路からちょっと足らんかったということで、「皿路」なんてボケ方したら、開拓者にも初登者にも大失礼なので、自重しとこっと。
今日の一言
「登れたんと、登れてないんでは、全然ちゃいますからねぇ〜」
そんなことよりドーフィネが1ステージ目からやばすぎる。
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