防災の災の方

さて大変だ。いかなゴミ袋とはいえ我々には大切な品。それ以上に、あんな怪しげなものを個人的に盗るやつはいないから、やはり爆発物処理班みたいなんが来たのではということで大いに焦る。いやまたどうしたもんか。

とりあえず、恥も外聞もかなぐり捨てて、店員さんに助けを求める。何人かをたらい回しにされたのちにビルの管理の方に電話してくれた、いやそりゃ言ってることわけわからんし。ホントサーセン。

色々と問い合わせをされた結果、このビルの地下の防災センターってとこで保管されてるらしいということが分かった。

うむ、防災。

これは明らかに今、我々は災の方に属していますねェ。

そうかぁ、災ですか、

防がれる側ですかぁ

防災ねぇ

一応私の専攻の地球科学では、地震や土砂災害などはかなり大きなテーマとして扱われているのですが、、

災ねぇ

私が災ですかぁ

とまぁ言っていてもしゃあないので、とりあえずその防災センターとやらを目指す。

いやそうか、確かに地下に置いとけば仮に爆発しても外にバコーーンと行くことがないから合理的だ!っていうてる場合か!

えぇ〜

まぁ軽快なノリツッコミを挟みながらセンターへ。警備員のおっちゃんがすでに引っ張り出して来てくれていて、書類にサインして引き渡しと相なった。

このサインをしている姿があまりにも出所感がありすぎて、この後行ったすき家で笑いが止まらんかったのもいい思い出である。

オチがついたところでこの辺にしときましょう。

以上、滑らない話でした。

アザシター

※お手数をおかけした方々、申し訳ございませんでした。

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